前回「茶色の瞳に映るもの」の続き
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休憩所をスルーしなくてはならず、まとまった休憩がとれない我々。
続く山道、降りしきる雨。
視界をさえぎる暗黒と、精神を誑かす疲労。

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コンビニ前は野戦病院。

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名物、ホテルあそこ。

この周辺は傾斜の連続で、完全に山道。
我々の精神は今にも折れそうな状態にあった。


しかし、そんななか、精神と肉体の最悪の閉塞状態を打開する、一筋の光があった。

それは、「ガンダムソング」。
誰かが「哀戦士」を口ずさむと、すぐに皆が歌に参加する。
誰も口を利かない、利けない状態にあったのに、歌だけは、ガンダムソングだけは特別例外であった。
その歌は、彼らにとって最高のカンフル剤となり、その痛む足を、前へ進める手助けとなった。
腐ってもガンダム研究会なんだな、皆ガンダムが好きなんだな、と、新入生の僕は少し感動した。









ガンダムソングのレパートリーが出尽くした後は、「なのは」とか「ハルヒ」の歌を歌ってた。
こっちはおぞましかった。







結局、「３区の休憩所（寝る体育館）にはこのペースなら２時くらいに着くだろ！」
～しばらく歩いて～
「いや、ちょっときついな、２時半到着だろ」
～しばらく歩いて～
「３時だな。３時到着。」
～しばらく歩いて～
「３時半到着ですな。」

ってな感じで終盤順調にペースダウンしつつ、ＡＭ３時半に３区の休憩所に着いたのだった。


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前回　第１区「早大までは何マイル？」の続き
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一人のリタイアを出したものの、第１区を歩き抜き、休憩を終えた我々は第２区へ。


そこで我々の瞳に映ったのは、黒い木々が隙間無く生い茂る山々。
そう、傾斜の続く山道こそが、我々をリタイアせしめんと待ち受けていた最初の試練だった。


「震える山（前編）」とかじゃなくて、我々が山に震えさせられた。


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サワガニとかいそう。

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雨のせいで疲労が加速される。
コンビニの店先で休息をとる我々。

ちなみにコンビニには「頑張れ早大生！」の文字と、プラスティックコンテナ（早大生が座れるように）が用意してあった。

手前のダンボールはＧＵＮＤＡＭ。

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雨で満身創痍のＧＵＮＤＡＭ。


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半壊ＧＵＮＤＡＭのラストシューティング。


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靴の色が靴下に写ったマスターアジア氏。

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無言になりつつ歩く我々。
雨は体力と精神力の両方を奪う。

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コンビニ休憩地点。
ここで実行委員会のスタッフに、「そろそろペース上げてかないとヤバい」という旨のアドバイスを頂く。
しかし我々の疲労も限界。


このまま適度な休憩を挟みつつ、２区の休憩所まで進んだ。
しかし、２区の休憩所の体育館の使用可能時間が過ぎていて、入れなかったのである。
スポーツ飲料をもらってなお歩き続ける、歩き続けなくてはいけない運命にある我々。

君は、生き延びることが出来るか。


by GAIZEKUTO

[0回]

前回「１００キロハイクに参加しました」からの続き
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「ジーク・ジオン」のコールで気合をいれ、いよいよスタートした「１００キロハイク」。

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スタートの地、本庄の早稲田付属校の敷地内（たぶん）。
緑が多くすがすがしい。
真ん中の彼が持っているのはNintendo DS。
たとえこんなイベントでも携帯ゲームは欠かせない。インドア派の意地が見える。

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長い田舎道。
空気がきれい。
ガンガン他のサークルに抜かされる。
しかし、「今から調子に乗って早く歩くと後でダメージが一気に来る」という大義名分の下、ゆっくり歩いた。

ＤＳしながら。

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スリーパー氏。
彼は道行く子供に人気だった。


でもそれはスリーパーコスのおかげじゃなくて、彼の持っていた違うポケモンの人形のおかげ。

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ながいよいなかみち。でもまだはじまったばかり。

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第１の休憩所に到着し、休憩を終えた後の再出撃。
雨が降ってきたので各員ノーマルスーツ着用。



ちなみにこの時点でもうガン研メンバー内からリタイアが出た。

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ノーマルスーツ、いや、ファイティングスーツを着用するマスターアジア。


１区はまだ始まったばかりでしたから、みんな和気藹々としてました。
僕はもう足に肉刺が出来て、休憩所でつぶすのに躍起になってました。


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こんにちは。
先日ガンダム研究会メンバーで、「第４９回本庄～早稲田１００キロハイク」に参加してきました。
写真撮ったので時系列順に貼っていきます。

まずはスタート前の写真から。
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受付時間終了間際にやっと集合し始めた我々。
このオレンジ色のつなぎはアナハイムのエンジニアのコスプレ。

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集合後出撃準備をするガンダム研究会メンバー。
左の黄色いコスプレは「スリーパー（ポケモン）」、奥の紫色の服は「マスターアジア（灰髪のかつらは用意できなかったらしいです。）」、手前のピンクと黒点は「しまっちゃうおじさん（ぼのぼの）」。

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開会式。神妙に、実行委員や本庄市長の話に耳を傾ける。


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なんか違う方面に張り切ってるメンバー。


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ガンダム研究会なのにコスプレにガンダム率が低い。
コンセプトもバラバラ。スマブラ。


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そんなこともあろうかと。
ダンボールＧＵＮＤＡＭ！
ガンダム研究会の人材は豊富なのだッ！
ダンボールＧＵＮＤＡＭコスは、実は他のサークルと被りましたが、なにせこっちは本物の外国人使いましたから、ガンダム研究会の大勝利！

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Ｇガンダムのアレをイメージ。
みなさん足蹴にしてごめんなさい。


その後メンバー全員で恒例の「ジーク・ジオン」コールをして気合をいれ、出撃。



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